「真面目になる」「不真面目になる」という言葉を「緊張度」という表現で説明してみる。
緊張度をグラフで表すと、緊張度0の状態がグダグダ・怠惰・自堕落の状態であり、緊張度100の状態がキャパ超え・パニック・鬱の状態で、0と100、どちらになっても仕事はできない。
で、仕事で求められるの緊張度が50くらいだとすると、大多数の人のノーマルな緊張度は20~30くらいなので、仕事をする時は緊張度を上げる必要がある。当然、仕事のマニュアルは大多数の人に合わせて作られるので、「人の話を聞け」「人の反応に注意しろ」というふうに、注意を促して緊張度を上げる指導法になる。
ところが、世の中にはノーマルの状態で緊張度60~70くらいの人がいる。こういう人に対して、大多数の人向けの緊張度を上げる指導法で仕事を教えると、緊張度が100に近くなりミスが増える。ミスが増えるのでますます注意を促し緊張度を高めるように指導すると、緊張度が限界を超えてパニックを起こし、仕事ができない状態になる。
真面目な人ほど鬱になりやすいというのは、こういうこともあると思う。
では、ノーマルの状態で緊張度が高い人の場合はどのようにすれば良いかというと…
ある時、もう、真面目になるのを諦めて、「不真面目になろう」、「人の話を逆に全く聞かないようにしよう」と思った。一旦、全部の注意をまっさらにして、自分が他人だったときに論理的に考えてやられると困るミスから潰していくようにした。
http://anond.hatelabo.jp/20100709111531
この増田の言うように、緊張度を下げてリラックスしてテキトーになることだ。
こういうタイプの人間のやっかいなところは、自分が他人よりノーマル状態の緊張度が高いという自覚がないということである。それどころか、自分は他人よりズボラだと思っていたりする。なぜなら、他人は明らかに自分より仕事ができるから、他人は自分よりずっと頑張っていて、自分はそこまで頑張れないズボラでダメな人間だと思い込んでいるのだ。
ところが、実際は他人より自分のほうがずっと頑張っている。ただ頑張る方向が間違っているので、まるでハムスターが滑車の中を回るが如く、延々と前に進まないところで必死に走って空回りしているだけなのだ。そういう状態は続かないのでいつか仕事を辞めることになるわけだが、頑張るのをやめた時には疲れ切ってしまって、立ち上がる気力も残っていない。また、肉体的には回復しても、再び仕事をするということは、またあの滑車を延々と全速力で走るような拷問を体験するということであり、その恐怖心からも立ち上がる気力がなくなる。もしかしたら、ひきこもりにはこういうタイプがけっこういるのではないだろうか。
fu_mblr
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2012-01-01
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